東洋医学臨床論(全570問) 次の文で示す頭痛の治療方針として最も適切なのはどれか(27回) 「痛みは長く続き、活動時に軽減する。めまい、ふらつき、精神疲労、動悸を伴う。舌質は淡、脈は細。」 風邪を散じる 逆気を降ろす 津液を補う 気血を養う 前の問題 次の問題 解答:4 1.風邪を散じる 2.逆気を降ろす 3.津液を補う 4.気血を養う 解説: 気血両虚タイプの頭痛である。 ベースは脾気虚であり、心脾気血両虚となる。心血虚で心神を滋養できないため、精神疲労、動悸、眩暈がみられる。気血不足で舌質淡白、脈は細となる。気血の不足が頭部に影響すると頭痛となる。気が頭部にまわらず、血が頭部を滋養できずに慢性的に痛む。気血の循りを維持するには気血が一定量あることが前提となり、不足すると循りが低下する。 適度に動くと流れがよくなるので楽になる。しかし、疲れると悪化する。正解は「4:気血を養う」の気血を養うとなる。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test