病理学(2:鍼灸版)(全154問) ミネラルの異常と病態との組合せで正しいのはどれか(22回) カルシウム過剰一テタニー 鉄過剰ーヘモクロマトーシス カリウム不足一ウィルソン病 銅不足―くる病 前の問題 次の問題 解答:2 1.カルシウム過剰一テタニー 2.鉄過剰ーヘモクロマトーシス 3.カリウム不足一ウィルソン病 4.銅不足―くる病 解説: 1:カルシウム過剰の代表例は、腎尿細管結石である。 3:カリウム不足は、脱力感、筋力低下、食欲不振などを生む。 4:銅不足は、通常の食生活ではほとんど起こらない。 また、1:テタニーはカルシウムの著しい不足、3:ウィルソン病は銅の過剰、4:くる病はカルシウム不足でそれぞれ発症する。 一方、2:鉄過剰は、ヘモクロマトーシスとへモジデローシスとを発症する。ヘモクロマトーシスは腸管からの鉄吸収異常で、へモジデローシスは輸血や鉄の過剰投与で生じ、鉄代謝には異常はない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test