臨床医学各論(全470問) インフルエンザについて誤っている記述はどれか(13回) 冬に流行しやすい 呼吸器感染症である 予防にワクチンが用いられる 高齢者は脳炎を起こしやすい 前の問題 次の問題 解答:4 1.冬に流行しやすい 2.呼吸器感染症である 3.予防にワクチンが用いられる 4.高齢者は脳炎を起こしやすい 解説: 1:インフルエンザは、インフルエンザウイルスが上気道および下気道に感染し、1~2日の潜伏期の後に突然発症し、悪寒、発熱、頭痛、全身倦怠感、腰痛などの全身症状が起こる。その後、鼻汁、咽頭痛、咳嗽などが出現する。冬期に流行しやすく、大気温と絶対水分量が一定値以下になると感染の流行が起こる。 2:インフルエンザは気道に感染する呼吸器感染症である。 3:予防のためにインフルエンザHAワクチンの接種が、医療関係者、高齢者やハイリスク者、希望者などに行われている。 4:高齢者、妊婦、慢性呼吸器疾患や心疾患患者、糖尿病保有者などは肺炎などの感染に注意が必要であるが、脳炎を起こしやすいことはない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test