臨床医学各論(全470問) 原発性自然気胸について正しい記述はどれか(13回) 患側の呼吸音が減弱する 徐々に胸痛が発現する 若い女性に多い 再発はまれである 前の問題 次の問題 解答:1 1.患側の呼吸音が減弱する 2.徐々に胸痛が発現する 3.若い女性に多い 4.再発はまれである 解説: 1:気胸は自然気胸と外傷性気胸に分けられ、自然気胸はさらに一次性(原発性)と二次性(症候性)に分けられる。原発性自然気胸(一次性自然気胸)は、肺疾患の合併症でないものである。気胸では、突然の共通、乾性咳嗽、呼吸困難の3つの徴候のほかに、息切れ、動悸などが生じる。患側の呼吸音、声音振盪が減少する。正常の時と比べると、打診ではやや鼓音になる。 2:気胸の胸痛は突然起こるので、徐々に発現する、というのは誤りである。 3:原発性自然気胸は、圧倒的に若い男性に多い。 4:リーク孔が閉鎖すれば治癒するが、再発しやすい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test