臨床医学各論(全470問) 原発性骨粗鬆症について誤っている記述はどれか(13回) 閉経後に多く発症する 病的骨折を起こしやすい 運動が予防に重要である 血液、生化学検査に異常を認める 前の問題 次の問題 解答:4 1.閉経後に多く発症する 2.病的骨折を起こしやすい 3.運動が予防に重要である 4.血液、生化学検査に異常を認める 解説: 1:原発性骨粗鬆症は、骨の絶対量、すなわち骨塩量が減少し骨が脆弱化した状態が加齢あるいは閉経によって出現したものである。したがって、閉経後に多く発症する。 2:原発性骨粗霧症では骨梁が減少して脆弱化するので、大腿骨頚部、椎骨、脛骨、橈骨遠位端などに病的骨折を起こしやすい。 3:運動が予防に重要である。そのほかの生活指導では、喫煙、飲酒などの危険因子の除去、乳製品の摂取を多くすることなどが重要である。 4:血液、生化学検査には異常を認めない。 骨の化学成分は正常であり、また、血清中のアルカリフォスファターゼ値およびカルシウム、無機リンの量は正常である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test