臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 悪性貧血について正しいのはどれか(24回) 伴性劣性遺伝である 抗内因子抗体が陽性となる 正球性貧血を呈する ビタミンB1投与が有効である 前の問題 次の問題 解答:2 1.伴性劣性遺伝である 2.抗内因子抗体が陽性となる 3.正球性貧血を呈する 4.ビタミンB1投与が有効である 解説: 「悪性貧血(=巨亦芽球貧血)」とは、ビタミンB12、葉酸の欠乏によって起こる大球性高色素性貧血であり、悪性貧血の患者には2:抗内因子抗体や抗壁細胞抗体が認められることが多い。 悪性貧血(巨赤芽球性貧血)の診断は、血液検査、骨髄検査、肝機能検査、便の検査などによりなされ、特に骨髄の検査で巨赤芽球が検出されると確定する。 悪性貧血の治療は、基本的に鉄欠乏性貧血と同じ考え方で、不足しているビタミンB12か葉酸を補給する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test