小児疾患と障害の組合せで正しいのはどれか（２３回）

解説：

後正中線での脊椎・脊髄などの癒合不全の状態を脊椎癒合不全と総称し、3：二分脊椎は、その一つである。その部位より下方の両側の麻痺(対麻痺）が起こる。

1：ポリオ（急性脊髄灰白質炎）は脊髄神経前核がおかされ、運動神経麻痺を生じる。片側下肢麻痺が多い。

2：進行性筋ジストロフィーは、遺伝性・進行性の筋疾患で、筋力低下が主症状である。デュシェンヌ型では体幹の近位筋から傷害される。

4：ダウン症は染色体異常で精神遅滞や心臓奇形など合併するが、麻痺は起こらない。