衛生学・公衆衛生学(全155問) 化学的消毒薬の主な作用機転が蛋白質の凝固・変性でないのはどれか(29回) グルコン酸クロルヘキシジン クレゾール 逆性石けん ホルマリン 前の問題 次の問題 解答:1 1.グルコン酸クロルヘキシジン 2.クレゾール 3.逆性石けん 4.ホルマリン 解説: 正解なし(不適切問題)。 1:グルコン酸クロルヘキシジンと3:逆性石けんは、いずれも陽イオンを持ち、細菌の細胞膜表面(負の電荷を持つ)に吸着して膜構造を破壊して膜機能を障害するとされている。 しかし、いずれもタンパク質変性作用を持つとされている。 問題文の「主な作用機転」を前者の作用とすると正解は1と3となる。 消毒薬の作用機序については十分に証明されていない場合もあるので、設問には注意を要する。 関連記事⇒『主な消費薬の種類と用途』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 衛生学・公衆衛生学 test