解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 背部の筋で正しいのはどれか(28回) 菱形筋は肩甲骨を上内側へ引く 板状筋は脊柱起立筋の一つである。 後頭下筋群は大後頭神経に支配されている 横突棘筋で長さが最も短いのは多裂筋である 前の問題 次の問題 解答:1 1.菱形筋は肩甲骨を上内側へ引く 2.板状筋は脊柱起立筋の一つである。 3.後頭下筋群は大後頭神経に支配されている 4.横突棘筋で長さが最も短いのは多裂筋である 解説: 1:菱形筋は僧帽筋の深層に位置する。第6頸椎~第4胸椎の棘突起から起始して肩甲骨内側縁に停止し、肩甲骨を上内方に引く。 2:脊柱起立筋は腸肋筋・最長筋・棘筋からなる。板状筋は後頸部の深層にあるが脊柱起立筋には含まれない。 3:後頭下筋群は大後頭神経(C2の後枝)ではなく、後頭下神経(C1の後枝)に支配されている。 4:横突棘筋は半棘筋・多裂筋・回旋筋に分類される。このうち最も長さが短いのは、横突起と1つ上位の棘突起を結ぶ短回旋筋である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test