病理学(2:鍼灸版)(全154問) 自己免疫疾患と自己抗体の組み合わせで正しいのはどれか(28回) 全身性エリテマトーデスー抗核抗体 橋本病ー抗基底膜抗体 糸球体腎炎ー抗マイクロゾーム抗体 関節リウマチー抗ミトコンドリア抗体 前の問題 次の問題 解答:1 1.全身性エリテマトーデスー抗核抗体 2.橋本病ー抗基底膜抗体 3.糸球体腎炎ー抗マイクロゾーム抗体 4.関節リウマチー抗ミトコンドリア抗体 解説: 自己免疫疾患は何らかの原因によって免疫機構に異常が起こり、自己の構成成分を抗原とする抗体(自己抗体)が産生され、自己の組織が傷害されるものである。 抗核抗体とは、真核細胞の核内に含まれる様々な抗原物質に対する抗体群の総称であり、SLEなどの膠原病に高確率に出現するものである。 抗基底膜抗体は糸球体腎炎で、抗マイクロゾーム抗体は橋本病やバセドウ病で、さらに抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性硬変で特異性の高いものである。 よって、正しい組み合わせは1となる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test