東洋医学臨床論(全570問) 腓骨神経麻痺の治療方針と治療法との組合せで誤っているのはどれか(14回) 尖足予防足ー関節90度固定 前脛骨筋の筋力回復一足関節伸展(背屈)運動 総腓骨神経刺激ー陽陵泉の低周波通電 後脛骨筋の緊張除去一下腿内側の揉捏 前の問題 次の問題 解答:1 1.尖足予防足ー関節90度固定 2.前脛骨筋の筋力回復一足関節伸展(背屈)運動 3.総腓骨神経刺激ー陽陵泉の低周波通電 4.後脛骨筋の緊張除去一下腿内側の揉捏 解説: 腓骨神経麻痺の治療法に関する設問である。 「1:尖足予防一足関節90度固定」は、足関節の尖足位での拘縮を予防するのに有用とも考えられるが、麻痺は運動しながら治す必要があり、関節の固定は適切ではない。 「2:前脛骨筋の筋力回復一足関節伸展(背屈)運動」は、前脛骨筋への刺激であり有用である。 「3:総腓骨神経刺激一陽陵泉の低周波通電」は、陽陵泉付近で総腓骨神経を刺激しうることから有用である。 「4:後脛骨筋の緊張除去一下腿内側の揉捏」は、後脛骨筋は腓骨神経と関連せず、脛骨神経支配であることから適切ではないと思われるが、尖足を予防するには、後脛骨筋の緊張を軽減することは合理的であり、正しい。引っかけ問題と思われる。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test