東洋医学臨床論(全570問) 気滞による月経痛に対し、施術対象となる経絡はどれか(14回) 肝経 心経 肺経 腎経 前の問題 次の問題 解答:1 1.肝経 2.心経 3.肺経 4.腎経 解説: 肝の疏泄作用によって人体の気の流れは緩やかにめぐるように調整されているが、怒りなどのストレスによって、この機能が失調すると全身的な気の流れの失調をきたすことになる。そして、気の停滞をきたしたものを「気滞」と呼ぶ。 したがって、1:肝経が答えであり、2:心経、3:肺経、4:腎経は誤りである。 なお、気滞は、脹(はれぼつたい感じ)、満(膨満感)、痛(疼痛)を三兆候としている。 胸部気滞や腹部気滞が起こりやすく、前者は胸痛、後者は腹痛を主兆候としている。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test