解説:
1:機械や動物の自動制御に関する理論で、種々の情報をもとにその働きを正しくフィードバック調整することを指摘。ノーバート・ウイナーが提唱した学説。サイバネティックスは、ギリシャ語で「舵取り」の意味。
2:種々の刺激が加わると、生体は恒常性を保持(適応)しようとして、下垂体一副腎皮質系を中心とした反応を起こすことを指摘。ハンス・セリエが提唱した学説。汎適応症候群の学説ともいう。
3:内外の環境変化で、生体の平衡状態が乱されても、生体調節系の作動で常に一定の生理的範囲に維持されることを指摘。ウォルター・キャノンが提唱した学説。恒常性保持(維持)機能と訳されている。
4:環境が変化すると、交感神経一アドレナリン系の緊急反応を起こすことを指摘。ウォルター・キャノンが提唱した学説。