臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) くる病の治療で適切でないのはどれか(30回) ビタミンDの投与 運動 日光浴 副腎皮質ホルモンの投与 前の問題 次の問題 解答:4 1.ビタミンDの投与 2.運動 3.日光浴 4.副腎皮質ホルモンの投与 解説: くる病(骨軟化症)はビタミンD欠乏による骨の石灰化障害。 骨端成長軟骨線の閉鎖以後の成人に発症するものを骨軟化症、 骨端成長軟骨線の閉鎖以前の小児に起きるものをくる病という。 「1:ビタミンDの投与」・「2:運動」・「3日光浴」は、いずれもビタミンD欠乏を改善させるものであり、くる病の治療指針となる。 一方で「4:副腎皮質ホルモンの投与」は治療には用いられない。 副腎皮質ホルモンは抗炎症作用を有しており、関節リウマチの治療などに用いられることがあるが、過剰投与により糖尿病・骨粗鬆症リスクがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test