病理学(2:鍼灸版)(全154問) 血栓症を生じやすい疾患はどれか(31回) 肝硬変 糖尿病 再生不良性貧血 ビタミンC 欠乏症 前の問題 次の問題 解答:2 1.肝硬変 2.糖尿病 3.再生不良性貧血 4.ビタミンC 欠乏症 解説: 血栓症とは、血管内で血液が凝固し血流を阻害した状態のことである。 2:糖尿病は、インスリン作用の低下により慢性的に高血糖状態が持続する病態である。慢性の高血糖状態は血管内皮細胞を傷害し、血管収縮、動脈硬化、血栓形成などを生じ、種々の合併症を誘発する。 1:肝硬変では、肝臓での凝固因子産生障害により、3:再生不良性貧血では骨髄での造血能低下から血小板の産生が低下することにより、4:ビタミンC欠乏症では血管壁を構成する膠原線維の合成障害のため、いずれも出血傾向となる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test