衛生学・公衆衛生学(全155問) エビデンスのレベルが最も高いのはどれか(19回) 生態学的研究 症例対照研究 コホート研究 ランダム化比較試験 前の問題 次の問題 解答:4 1.生態学的研究 2.症例対照研究 3.コホート研究 4.ランダム化比較試験 解説: 1:生態学的研究では、集団の特性をもとに、要因暴露状況と疾病頻度を見る。地域相関などを見るのに用いられる。 2:症例対照研究では、推例群とマッチングさせた対照群の2群間で、要因曝露状況を比較するものである。バイアスの影響を受けやすい。 3:コホート研究では、要因曝露群と非曝露群間での疾病発症の追跡を行う。バイアスの影響を受けにくい。 4:ランダム化比較試験は、ある介入を行ったときの介入群とその対照群の比較を行うものである。介入の評価という点では、エビデンスのレベルが高い。 関連記事⇒『疫学研究の方法』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 衛生学・公衆衛生学 test