生理学(全297問) 健常成人における安静時の呼吸について正しい記述はどれか(21回) 腹筋の収縮が起こる 呼息時には胸腔内圧が陽圧になる 吸息時には腹腔内圧が陰圧になる 呼息と吸息で約500mlの空気が出入りする 前の問題 次の問題 解答:4 1.腹筋の収縮が起こる 2.呼息時には胸腔内圧が陽圧になる 3.吸息時には腹腔内圧が陰圧になる 4.呼息と吸息で約500mlの空気が出入りする 解説: 安静時に1回の吸息あるいは呼息で交換された空気の量を1回換気量という。成人における4:1回換気量は約500mlである。 安静時の呼吸では1:腹筋の収縮が起こらない。 2:呼息時には横隔膜と外肋間筋が弛緩することによって、胸郭が狭くなり、胸腔内の陰圧が減少し、肺胞内圧は陽圧となり、肺胞内の空気が排出される。 3:吸息時には横隔膜と外肋間筋が収縮することによって胸郭が広がり、胸腔内圧が下がって、外界の空気が受動的に肺胞内に流入する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test