解説:
グルコースからエネルギーを取り出す過程で、細胞がO2を取り入れてCO2を出すことを内呼吸という(以下の3段階を含む)。
①細胞内で諸酵素の働きによって、グルコースがビルビン酸となる過程を解糖という(1モルグルコースに対して2モルATP産生)。
②さらにビルビン酸は1:ミトコンドリアの中に取り込まれ、アセチルコエンザイムAとなり、クエン酸回路(TCA回路)に入り(4:CO2出す、2モルATP産生)、
③さらに電子伝達系(酸化的リン酸過程)で2:O2を使って34モルATPが生成される。
したがって、内呼吸は1モルグルコースから38モルのATPが得られる。