臨床医学各論(全470問) 脳出血で四肢麻痺を認める出血部位はどれか(25回) 橋 視床 被殻 小脳 前の問題 次の問題 解答:1 1.橋 2.視床 3.被殻 4.小脳 解説: 脳出血の好発部位は、3:被殻、2:視床、大脳皮質下、4:小脳、脳幹で、被殼と視床で7割を占めると言われている。 被殻と視床は内包後脚と隣接し、内包後脚は運動を支配する神経が通過しており、被殻と視床の出血が内包後脚に及ぶと、片麻痺を呈する可能性が高い。 小脳の出血では、連動失調、回転性めまい、嘔吐を呈することが多い。脳幹(中脳、1:橋、延髄)の出血のなかでは、橋の出血が多く、意識障害、四肢麻痺、縮瞳などを呈し、致命症になることが多い。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test