臨床医学各論(全470問) 反回神経麻痺でみられるのはどれか(20回) 頻脈 顔面浮腫 嗄声 ホルネル症候群 前の問題 次の問題 解答:3 1.頻脈 2.顔面浮腫 3.嗄声 4.ホルネル症候群 解説: 反回神経は、胸腔内で迷走神経から分枝して上方へ走り、気管への気管枝、食道への食道枝を出し、下喉頭神維となって喉頭筋や喉頭の下半分の粘膜に分布しているので、麻痺では声帯の異常による3:嘆声すなわちかすれ声がみられるようになる。 1:頻脈は発熱、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫などの代謝亢進時や脱水、ショックによる循環血漿量減少、交感神経緊張、その他の多くの原因で起こり、2:顔面浮腫は急性腎炎などの腎疾患で、4:ホルネル症候群は頚部交感神経麻痺でみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test