臨床医学各論(全470問) マイコプラズマ肺炎について誤っている記述はどれか(16回) 若年者に多い 周期的な流行がある 頑固な咳が続く 肺化膿症を合併する 前の問題 次の問題 解答:4 1.若年者に多い 2.周期的な流行がある 3.頑固な咳が続く 4.肺化膿症を合併する 解説: マイコプラズマ肺炎は経気道感染であり、学童期から20歳代の青年期に多く発症するので1:若年者に多い。60歳代以上は少ない。 時期的には秋から春にかけて小流行性に地域や職場などで発生することが多いので、2:周期的な流行がある。 感染では、まず気管支上皮の線毛細胞に付着、増殖して気道障害を起こし、次いで気管支周囲炎、細気管支炎、問質性肺炎などを起こして肺組織障害をきたし、下気道粘膜障害による強く3:頑固な咳嗽が続く。喀淡は少なく粘液性である。 4:肺化膿症は合併しないので誤っている。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test