臨床医学各論(全470問) 高血圧症について正しいのはどれか(25回) 多くは頭痛を主訴とする 原因の90%以上は遺伝的要因である 食事療法ではカリウム摂取を制限する 罹患率は年齢とともに増加する 前の問題 次の問題 解答:4 1.多くは頭痛を主訴とする 2.原因の90%以上は遺伝的要因である 3.食事療法ではカリウム摂取を制限する 4.罹患率は年齢とともに増加する 解説: 高血圧症には本態性と二次性があり、本態性高血圧は原因が分からないものをいう。 高血圧症の90%がこれに当たる。 本態性高血圧には2:遺伝的因子に生活習慣などの環境因子が影響し、それぞれの関与の割合は50%程度とされている。 4:加齢とともにその罹患率は増加し、症状として1:頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、動悸、息切れが挙げられるが、主訴には多様性があり、自覚症状のない者も多い。 食事療法は重要で、塩分制限とナトリウムの排泄を促す3:カリウムの多い食物の摂取を心がけ、過度のアルコール摂取は控えるべきである。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test