臨床医学各論(全470問) 痛風について誤っている記述はどれか(18回) ピロリン酸カルシウムの沈着がみられる 発作の好発部位は中足指節関節部である 耳介に皮下結節がみられる エックス線では関節に小円形の打ち抜き像がみられる 前の問題 次の問題 解答:1 1.ピロリン酸カルシウムの沈着がみられる 2.発作の好発部位は中足指節関節部である 3.耳介に皮下結節がみられる 4.エックス線では関節に小円形の打ち抜き像がみられる 解説: 痛風は、尿酸が体内に異常に蓄積する疾患である。 1:ピロリン酸カルシウム結晶が沈着する病気は偽痛風(仮性痛風)であるので誤りである。 2:発作の好発部位は足の母指(第1趾)の中足指節関節である。 3:痛風結節といわれる皮下結節が、耳介や肘、手、足、腱などにみられる。 4:打ち抜き像(パンチドアウト)とは、エックス線で骨の中に多数の黒く抜けた影を認める所見であり、末期に小骨、特に足の母趾のつけ根の足関節近傍にみらえることがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test