臨床医学各論(全470問) 手の腱鞘炎について誤っている記述はどれか(16回) 反復する物理的刺激により起こる ドゥ・ケルバン病は手関節尺側に起こる ばね指の原因となる 局所の圧痛を認める 前の問題 次の問題 解答:2 1.反復する物理的刺激により起こる 2.ドゥ・ケルバン病は手関節尺側に起こる 3.ばね指の原因となる 4.局所の圧痛を認める 解説: 2:長母指外転筋腱と短母指伸筋腱は橈骨茎状突起部で曲がっているので狭窄性腱鞘炎が起こりやすく、ドゥ・ケルバン病と呼ばれる。手関節尺側ではなく橈側であるので誤っている。 1:関節の周辺の腱は、摩擦の影響を軽減するために腱鞘に包まれているものが多い。反復する物理的刺激である摩擦により炎症が起こる。 3:ばね指の原因となる。弾発指、引き金指ともいわれる。 4:腱の病変局所の疼痛と圧痛が認められる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test