臨床医学各論(全470問) 熱傷について正しい記述はどれか(19回) 低温熱傷は第1度である 全層熱傷は第2度である 熱傷面積は重症度の判定に用いられる 重症熱傷では循環血漿量が増加する 前の問題 次の問題 解答:3 1.低温熱傷は第1度である 2.全層熱傷は第2度である 3.熱傷面積は重症度の判定に用いられる 4.重症熱傷では循環血漿量が増加する 解説: 3:熱傷面積は重症度の判定に用いられるので正しい。 1:低温熱傷は第1度とは限らない。障害の深度は加わる温度と時間によって異なる。第1度熱傷は紅斑性熱傷で、表皮層の障害である。 2:全層熱傷は第2度でなく第3度熱傷(熱痂性熱傷)で、皮下脂肪組織まで達している。第2度熱傷は水庖性熱傷で、真皮層まで達していて水疱を生じる。 4:重症熱傷では滲出液として水分が失われるので、循環血漿量は増加でなく減少する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test