臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) オリーブ橋小脳萎縮症でみられないのはどれか(13回) パーキンソニズム 体幹失調 失語症 自律神経症状 前の問題 次の問題 解答:3 1.パーキンソニズム 2.体幹失調 3.失語症 4.自律神経症状 解説: オリーブ橋小脳萎縮症は、脊髄、小脳の原因不明の変性疾患の脊髄小脳変性症の一種であり、中年以降に発症し、初発・早期症状として小脳性運動失調が現われる。 経過とともに、1:パーキンソニズム(パーキンソン症候)、2:体幹失調、4:自律神経症状などが出現することが多い。 3:失語症は、大脳皮質の感覚性言語中枢(側頭葉、ウェルニッケ中枢)や運動性言語中枢(前頭葉、ブロカ中枢)の障害、および言語中枢と聴覚中枢あるいは発語筋の運動中枢との連絡路などの障害で起こるが、オリーブ橋小脳萎縮症では障害されないのでみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test