臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) パーキンソン病について誤っている記述はどれか(16回) 50~60歳代で初発する 手指振戦は通常左右同時に出現する 進行すると前傾前屈姿勢となる 種々の自律神経症状がみられる 前の問題 次の問題 解答:2 1.50~60歳代で初発する 2.手指振戦は通常左右同時に出現する 3.進行すると前傾前屈姿勢となる 4.種々の自律神経症状がみられる 解説: 1:パーキンソン病は、中脳黒質のメラニン細胞の変性萎縮および大脳基底核の病変による錐体外路系の変性疾患であり、主に50~60歳代で初発する。 2:運動症状は、振戦、筋硬直、寡動(無動)の3主徴がみられ、手指振戦は一側性に起こり、左右同時には出現しない。 3:姿勢調節障害により前傾前屈姿勢となり、歩き始めると止まらない前方突進が起こる。 4:多汗、流延、便秘、四肢循環障害(冷え症)などの自律神経症状がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test