臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問)
血行障害の治療に用いる神経ブロックはとれか(16回)
解答:2
- 1.三叉神経ブロック
- 2.星状神経節ブロック
- 3.肋間神経ブロック
- 4.坐骨神経ブロック
解説:
- 1:三叉神経ブロックは、顔面の疼痛で、三叉神経痛の治療に用いられる。
- 2:星状神経節ブロックは、星状神経節から臓器に分布している交感神経の興奮を抑制し、血管拡張による循環改善が起こるので血行障害の治療に用いる。末梢性顔面神経麻痺、顔面の帯状庖疹後神経痛、頚腕症候群、手の反射性交感神経性萎縮症などに用いられる。
- 3:肋間神経ブロックは、胸部の疼痛で、肋間神経痛の治療に用いられる。
- 4:坐骨神経ブロックは、坐骨神経痛の治療に用いられる。