臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 心房中隔欠損症で誤っている記述はどれか(19回) 欠損は卵円孔型が多い 肺動脈領域に収縮期雑音を聴取する 右房の拡大がみられる 肺血流量が体血流量より少ない 前の問題 次の問題 解答:4 1.欠損は卵円孔型が多い 2.肺動脈領域に収縮期雑音を聴取する 3.右房の拡大がみられる 4.肺血流量が体血流量より少ない 解説: 全身から戻った静脈血と左房からの流入血が合わさって、右房から右室を通って肺動脈から肺に送られるので、4:肺血流量が体血流量より少ないのではなく、多い。 1:欠損は卵円孔型(中央部欠損型)が多く、次いで下部欠損型、高次欠損型の順である。 2:右心負荷による肺高血圧症により肺動脈領域に収縮期雑音を聴取する。 3:左房からの血液の流入が加わるので右房の負荷が増大し、右房の拡大がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test