臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) ウイルス性肝炎に関して正しい記述はどれか(18回) A型は輸血で感染する B型はDNAウイルスによる C型はワクチンで予防できる E型は慢性化しやすい 前の問題 次の問題 解答:2 1.A型は輸血で感染する 2.B型はDNAウイルスによる 3.C型はワクチンで予防できる 4.E型は慢性化しやすい 解説: 1:A型肝炎はウイルスの経口感染による。輸血で感染するのではない。 2:B型肝炎(血清肝炎)は輸血などで血液を介して感染し、経過はA型よりも長い。ワクチンで予防できる。ウイルスは核酸タンパクからなり、DNAをもとにするDNAウイルスとRNAをもとにするRNAウイルスがあるが、B型肝炎ウイルスはDNAウイルスである。 3:C型も血液を介して感染し、慢性化し肝硬変に移行しやすい。ワクチンで予防できない。 4:E型肝炎は、糞便中に排泄されたウイルスに汚染された食物や飲料水の摂取によって経口的に感染する。慢性化しやすくはない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test