臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 甲状腺機能低下症でみられないのはどれか(13回) テタニー 嗄声 便秘 言語緩慢 前の問題 次の問題 解答:1 1.テタニー 2.嗄声 3.便秘 4.言語緩慢 解説: 1:テタニーは、副甲状腺の機能低下時に、血中カルシウムの減少によって起こる四肢の強力な発作的な痙攣である。甲状腺機能低下症ではみられない。 2:嗄声はかすれ声のことであり、急性・慢性の喉頭炎や喉頭癌などでみられるが、甲状腺機能低下症でも声帯の浮腫によって生じることがある。 3:甲状腺機能低下症では消化管の運動低下により、便秘、食欲不振などが起こり、イレウスが起こることもある。 4:甲状腺機能低下症では精神活動の低下により、言語緩慢、運動緩慢、精神鈍麻、無気力、易疲労、記憶力低下、無気力顔貌などの種々の症状がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test