臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 先天性股関節脱臼について誤っている記述はどれか(16回) 下肢の短縮がみられる 大腿内側皮膚溝は非対称となる 屈曲外転時にクリック音が触知される 幼児期に腰椎後弯を認める 前の問題 次の問題 解答:4 1.下肢の短縮がみられる 2.大腿内側皮膚溝は非対称となる 3.屈曲外転時にクリック音が触知される 4.幼児期に腰椎後弯を認める 解説: 先天性股関節脱臼は、出生時から大腿骨頭が関節包をつけたまま寛骨臼外に脱臼しているものであり、女児に多い。 大腿骨頭が関節臼から逸脱して上方に移動するので、患側の1:下肢の短縮がみられ、2:大腿内側の皮膚溝が非対称となり、3:屈曲外転時にクリック音が触知される。 4:幼児期に腰椎後弯を認めることはない。 ※ビタミンB1欠乏症である「くる病」では、脊椎後弯がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test