臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 結膜炎について誤っている記述はどれか(18回) アレルギー性結膜炎ではかゆみが強い クラミジア性結膜炎は難治性である 細菌性結膜炎は大型濾過胞が特徴である ウイルス性結膜炎は院内感染が起こりやすい 前の問題 次の問題 解答:3 1.アレルギー性結膜炎ではかゆみが強い 2.クラミジア性結膜炎は難治性である 3.細菌性結膜炎は大型濾過胞が特徴である 4.ウイルス性結膜炎は院内感染が起こりやすい 解説: アレルギー性結膜炎は、花粉やカビ、チリ、ダニ、ペットの毛、フケ、特定の食物などがアレルゲンとなって起こる炎症で、結膜の充血、目ヤニ(眼脂)、まぶたの腫れ、流涙などが起こり、1:強いかゆみを訴える。 2:クラミジア性結膜炎はクラミジアトラコマテイスによる感染症で、かってはトラコーマといわれ、大型濾胞が特徴である。難治性であり、抗生物質による治療で数か月を要する。 3:細菌性結膜炎は、結膜の充血や目ヤニ(膿性の眼脂)がみられる。大型濾胞はできない。 4:ウイルス性結膜炎は、アデノウイルスなどのウイルス感染によるもので、結膜の充血、目ヤニ、まぶたの腫れ、まぶしさなどが起こり、また、まぶたの裏側にブツブツができ、目がゴロゴロする。院内感染が起こりやすい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test