生理学(全297問) 体液の酸塩基平衡に関与しないのはどれか(11回) 肺における二酸化炭素の排泄 腎臓における水素イオンの排泄 肺における酸素の吸収 腎臓における重炭酸イオンの再吸収 前の問題 次の問題 解答:3 1.肺における二酸化炭素の排泄 2.腎臓における水素イオンの排泄 3.肺における酸素の吸収 4.腎臓における重炭酸イオンの再吸収 解説: 1、2、4:酸塩基平衡の維持は肺と腎臓の働きに依存している。 肺はCO2の排泄によって、腎臓はH+の排泄とHCO3-の再吸収によって、pHを7.4付近に保つように働く。 3:肺包気と静脈血との間には酸素分圧に差がある。 この分圧差に従って、酸素は分圧の高い方から低い方へと拡散するのである。 分圧差に従って肺包気から血液へと拡散した酸素は、一部物理的に血液に溶解する(約1.5%)が、酸素の大部分は赤血球に含まれているヘモグロビンと結合して存在しているので、体液の酸塩基平衡には関与しない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test