東洋医学臨床論(全570問) SLRテスト陽性の腰下肢痛に対し、罹患神経を対象として大腿部へ施術を行う場合、適切な経脈はどれか(18回) 足太陰経 足少陰経 足太陽経 足少陽経 前の問題 次の問題 解答:3 1.足太陰経 2.足少陰経 3.足太陽経 4.足少陽経 解説: SLRテストは、仰臥位で下肢を伸展したままで足を挙上(股関節を屈曲)するときに、下肢後面の術みを訴えた場合に陽性と判断し、坐骨神経の牽引症状があることを知るものである。したがって、下肢後面を走行する坐骨神経と関連する経脈は、3:足太陽経であり、これが答えである。なお、下肢後面には2:足少陰経も走行しており、坐骨神経とも関連する可能性がある。いずれか一つを選ぶとするならば3:足太陽経であるが、臨床的には2:足少陰経も関連することから、本来なら除外すべきと考えられる。1:足太陰経、4:足少陽経は関連しない。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test