東洋医学臨床論(全570問) 骨粗鬆症患者に対する施術で最も注意が必要なのはどれか(17回) 背腰部の母指圧迫法 腹部の手掌軽擦法 殿部の手根揉捏法 下腿部の母指揉捏法 前の問題 次の問題 解答:1 1.背腰部の母指圧迫法 2.腹部の手掌軽擦法 3.殿部の手根揉捏法 4.下腿部の母指揉捏法 解説: 骨粗鬆症患者では、骨組織が脆弱になっていることから、過度の圧迫刺激は骨折を誘発する危険性が高い。したがって、1は、肋骨骨折を誘発する危険性が高いことから、十分な注意が必要な手技といえる。2は、骨に対する刺激が極めて少ない手技である。3は、大殿筋を含む殿筋への刺激がメインであり、骨に対する負荷が少ない手技である。4は、肋骨等に対する負荷と比して、危険性は低い。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test