東洋医学臨床論(全570問) 次の文で示す運動で上腕二頭筋にみられる収縮はどれか(25回) 「坐位にて上腕下垂位、前腕回外位でダンベルを持ち、肘関節を屈曲位からゆっくりと伸展した。」 等速性収縮 等尺性収縮 遠心性収縮 求心性収縮 前の問題 次の問題 解答:3 1.等速性収縮 2.等尺性収縮 3.遠心性収縮 4.求心性収縮 解説: 肘関節を屈曲位から伸展位にするので、上腕二頭筋は伸ばされながら収縮し続ける(ダンベルを保持する)ことになる。このような収縮を「3:遠心性収縮」という。 「1:等速性収縮」は筋の収縮速度が一定となるような筋収縮で、水中ウォーキングなどがこれに近い状況になる。 「2:等尺性収縮」は筋の長さが一定で、かつ収縮し続けるもので、ダンベルを持ち、一定の肘屈曲位で保持するような運動になる。 「4:求心性収縮」は負荷に対して十分に筋力がある状況での筋収縮で、坐位から立位になる際の、大腿四頭筋の筋収縮などがこれに該当する。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test