解説:
筋力の評価(徒手筋力評価法)は、重力と徒手による抵抗を組み合わせ筋力の評価を行う方法であり、MMTともいう。評価段階は、以下のように区分されている。
5=正常(normal):重力と強い抵抗に抗して全可動域動く。
4=優(good):重力と中程度の抵抗に抗して全可動域動く。
3=良(fair):重力に抗して全可動域動くが、それ以上の抵抗を加えれば動かない。
2=可(poor):重力を除くと全可動域動く。
1=不可(trace);筋の収縮は認められるが関節の動きは起こらない。
0=(zero):筋の収縮が認められない。
MMTが0であれば自動運動は一切行えないため、他動運動法しか適用できない。