東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 虚寒証に対する刺法で適切でないのはどれか(14回) 経絡の流注方向に沿って刺入する 吸気時に刺入し、呼気時に抜鍼する 目的の深さで鍼を留める 抜鍼後、直ちに鍼孔を閉じる 前の問題 次の問題 解答:2 1.経絡の流注方向に沿って刺入する 2.吸気時に刺入し、呼気時に抜鍼する 3.目的の深さで鍼を留める 4.抜鍼後、直ちに鍼孔を閉じる 解説: 治療法に関する設問である。 1:「経絡の流注方向に沿って刺入する」というのは、迎随の補瀉のうちの補法であり、正しい。 2:「吸気時に刺入し、呼気時に抜鍼する」というのは、呼吸の補瀉のうちの潟法であり、虚寒証に対する手技としては適切ではない。これが答えである。 3:「目的の深さで鍼を留める」というのは、刺法の常識であり、正しい。 4:「抜鍼後、直ちに鍼孔を閉じる」というのは、開闕の補瀉のうちの補法であり、正しい。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test