東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問)
足の冷えに用いる刺法で適切なのはどれか(13回)
解答:1
- 1.陰刺
- 2.短刺
- 3.偶刺
- 4.報刺
解説:
十二刺に関する設問である。
- 「1:陰刺」は患部の左右両側を刺して深部の寒気に対応する刺法である。したがって、足の冷えに対しては適切である。
- 「2:短刺」は鍼を揺すりながら深く入れて行う手技で、骨の病に用いるものである。
- 「3:偶刺」は痛むところの前後に刺鍼する方法で、胸部あるいは背部の痛みに対する治療法である。
- 「4:報刺」は刺入した鍼を刺鍼転向して、固定しない痛みを取る方法である。