生理学(全297問) 骨格筋について誤っている記述はどれか(14回) 無酸素状態でもエネルギー産生ができる クレアチンリン酸はエネルギー源である 収縮に伴い熱が発生する 弛緩の過程にエネルギーは不要である 前の問題 次の問題 解答:4 1.無酸素状態でもエネルギー産生ができる 2.クレアチンリン酸はエネルギー源である 3.収縮に伴い熱が発生する 4.弛緩の過程にエネルギーは不要である 解説: 1:無酸素的に起きる解糖(無酸素エネルギー産生機構)によってもエネルギー産生できる。 2:ADP+クレアチンリン酸=ATP+クレアチンの反応式から、クレアチンリン酸は、高エネルギーリン酸結合の貯蔵の役割を持つエネルギー源であることがわかる。 3、4:筋の収縮にも弛緩にもエネルギーが必要である。そのエネルギーは、筋収縮の過程でのミオシン頭部の運動、弛緩の過程でのCa2+の筋小胞体への回収に使われる。したがって、筋の収縮に伴って熱が発生する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test