次の文で示す症例について、次の問に答えよ（１８回）

解説：

外耳道に小水泡が見られ、顔面の麻痺が出現したのであれば、ヘルペスによるものであり、ラムゼイハント症候群と呼ばれる病気である。したがって、「4：ラムゼイハント症候群」が答えである。

• 「1：耳下腺腫瘍」は外耳道に水庖は見られない。
• 「2：ベル麻痺」は顔面麻痺を引き起こす疾患としては最も多いが､外耳道の水庖は見られない。
• 「3：三叉神経麻痺」は、三叉神経がほとんど知覚枝であり、運動枝は咀嚼筋支配であり、顔面の運動は顔面神経支配に依存していることから、顔面麻痺とは関連しない。