次の文で示す患者の病証に対する治療穴として最も適切なのはどれか（２６回）

解説：

本症例の病態として、仕事のストレスにより症状が発現・増悪すること、顔面紅潮や口苦、紅舌、脈弦という所見から肝火上炎による頭痛が考えられる。

肝火上炎は、肝気鬱血が慢性化したものである。

他にも耳鳴りや不眠、多夢、眼の充血などを伴うこともある。

治療方針は疏肝となるので、肝経の治療穴を使うことになる。

よって「4：太衝」が正解。