東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全507問)

次の文で示す病証について下記の問いに答えよ(23回)

「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」

 

本患者が次の文で示す経過をたどった。現在の病証はどれか。

 

「怒りの程度が徐々に激しくなり、自分で制御できなくなっていたが、その後、一旦治まり、それとともに目のかすみや手足のほてり、腰痛を自覚するようになった。現在はそれらの症状とともに軽い怒りと頭部の脹痛を覚えるようになった。」

  1. 肝血虚
  2. 肝腎陰虚
  3. 肝火上炎
  4. 肝陽上亢