東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 痛みの性質と治療方針との組合せで最も適切なのはどれか(22回) 酸痛一湿を除く 隠痛一熱を除く 刺痛一気を補う 脹痛一血を補う 前の問題 次の問題 解答:1 1.酸痛一湿を除く 2.隠痛一熱を除く 3.刺痛一気を補う 4.脹痛一血を補う 解説: 痛みの性質と病証との関連から治療方針を問う設問である。 「1:酸痛一湿を除く」は、酸痛(だるい痛み)が湿(水液、津液)の停滞によって引き起こされる症状であることから、湿を除くのが正しく、これが答えである。 「2:隠痛一熱を除く」は、隠痛が気虚(虚証)による症状であることから補気が必要であり、熱を除くのは誤りである。 「3:刺痛一気を補う」は、刺痛が瘀血の特徴であることから活血化瘀(駆瘀血)が必要であり、気を補うのは誤りである。 「4:脹痛一血を補う」は、脹痛が気滞による症状であり、疏肝理気が必要であり、血を補うのは誤りである。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test