東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか(23回) 80℃のお湯で加温したものを用いる 患部との間に2・3枚のバスタオルを挟む 全体をビニールで包みタオルにのせる 治療時間は5分を目安とする 前の問題 次の問題 解答:1 1.80℃のお湯で加温したものを用いる 2.患部との間に2・3枚のバスタオルを挟む 3.全体をビニールで包みタオルにのせる 4.治療時間は5分を目安とする 解説: ホットパック療法は厚手の布袋にシリカケルを詰めたものを熱水(80~90℃)に浸した後、バスタオルでくるんで患部に当て、温熱刺激を与える方法である。 治療時間は通常20~30分程度であり、選択肢4の「5分」では深部の温度上昇は期待しにくい。 選択肢3のように、全体をビニールで包んだ場合は湿度が伝わらないため湿熱式とならない。 ホットパックをタオルで包むことでホットパックが冷めにくくなり、熱湯が直接皮膚に触れないようにするのが一般的であり、選択肢2ではタオルを「患部との間に挟む」となっているので、適切ではない。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test