東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問)

次の文で示す症例について、下記の問いに答えよ(24回)

「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」

 

会陰部の症状緩和を目的に陰部神経への鍼施術を行う場合、刺鍼部位の目安となる体表点で最も適切なのはどれか。

  1. 上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線上の中点
  2. 大転子と上後腸骨棘を結ぶ線の中点から直角下方3cmの点
  3. 大転子と坐骨結節を結ぶ線上の内側3分の1の点
  4. 大転子と仙尾関節を結ぶ線上の外側3分の1の点