解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 上行結腸について正しいのはどれか(23回) 肝臓の方形葉下面に接する 脾臓に接する 右結腸動脈が分布する 輪状ヒダを持つ 前の問題 次の問題 解答:3 1.肝臓の方形葉下面に接する 2.脾臓に接する 3.右結腸動脈が分布する 4.輪状ヒダを持つ 解説: 上行結腸は盲腸から右結腸曲までの結腸を指す。 上行結腸が走行する部位は中腹部の右外側に相当し、1:肝臓と右結腸曲のあたりで右葉の内臓面に接する。 3:上行結腸を栄養する動脈は右結腸動脈と回結腸動脈である。これらの動脈はいずれも上腸間膜動脈から分枝する。 2:脾臓は腹部の左外側にあるため、上行結腸と接することはない。 4:輪状ヒダは小腸にみられ、結腸ではみられない。3~8mm程度の粘膜ヒダであり、粘膜の表面積を増やして栄養吸収を高める役割を持つ(結腸で観られるのは半月ヒダ)。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test