臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) アルツハイマー病で適切な記述はどれか(20回) 大脳皮質に老人斑を認める 病初期からゲルストマン症候群がみられる 片麻痺がみられる まだら認知症が特徴的である 前の問題 次の問題 解答:1 1.大脳皮質に老人斑を認める 2.病初期からゲルストマン症候群がみられる 3.片麻痺がみられる 4.まだら認知症が特徴的である 解説: 1:アルツハイマー病では、病理学的特徴として大脳のびまん性萎縮、細胞内へのアルツハイマー神維原線維の出現と共に、大脳皮質の細胞外のアミロイド沈着による老人斑がみられる。 2:ゲルストマン症候群とは、優位側頭頂葉角回領域の脳腫瘍の際に手指失認、左右失認、失読失書、失算などがみられるものをいう。アルツハイマー病の中期以降にみられることがあるが、病初期からみられることはない。 3:認知機能の低下がみられるが、片麻痺はみられない。 4:まだら認知症ではない。まだら認知症は脳血管型認知症でみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test