臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) ギラン・バレー症候群について正しい記述はどれか(21回) 中枢神経障害である 対称性の四肢脱力がみられる 髄液検査で細胞数の増加を認める 自然軽快は少ない 前の問題 次の問題 解答:2 1.中枢神経障害である 2.対称性の四肢脱力がみられる 3.髄液検査で細胞数の増加を認める 4.自然軽快は少ない 解説: ギラン・バレー症候群は、原因が不明な急性・多発性の根神経炎である。 上気道感染や消化器感染の1~3週後に急激に、2:対称性の四肢脱力がみられるので、正しい。両側顔面麻痺も起こる。 1:末梢神経障害であるので深部反射が低下あるいは消失し、末梢神経伝導速度が低下する。中枢神経障害ではない。 3:髄液検査では蛋白細胞解離がみられ、蛋白の著しい増加がみられるが、細胞数の増加を認めることはない。 4:自然軽快は少なくない。発症からピークまでは2~4週間が多く、自然に軽快する経過をとる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test